法的な視点からの回答に限らず、
我々の会社目線でサービスを良くしようと一緒に考えてくださるところは、
非常に大きなメリットだと感じております。
法的な視点からの回答に限らず、我々の会社目線でサービスを良くしようと一緒に考えてくださるところは、非常に大きなメリットだと感じております。
株式会社ユー・エス・イー
Charlotte推進室
事業責任者
北野 文章
御社の事業内容を教えてください。
北野様:株式会社ユー・エス・イーは、2020年東京オリンピックの年に50年を迎える、エスアイヤー(SIer)企業としては老舗の会社となります。主にSI事業に取り組んでおりましたが、昨年から社会保険、雇用保険の電子申請が簡単に行えるシャーロット(Charlotte)というオリジナルのサービスの提供を始めました。
Charlotte推進室
事業責任者
北野 文章
顧問を依頼するきっかけを教えてください。
北野様:今まではずっとSI事業で、お客さまから注文を受けてものを作るという仕事をしてきました。今回は初めてオリジナルのサービスを提供するということで、サービスの利用規約を含め、どのように書面を整備すれば会社を守っていけるのかが不安でした。社内で検討した結果、やはり素人が取り扱うべきではないということで、プロである弁護士を探しておりました。
インタビュアー:会社の顧問弁護士に依頼はされなかったのですか?
北野様:顧問弁護士はいましたが、シャーロットはITに強い弁護士の先生でないと細かい部分まで整備できないだろうということで、改めて弁護士を探していました。
藤井弁護士に顧問を依頼した理由を教えてください。
北野様:実は藤井先生のホームページを見て連絡するまでは5分程度でした。 弁護士を探すと決めた瞬間に、インターネットと向き合って、すぐに会えそうな方やITに強いという名義のある方をピックアップしました。我々のサービスはスピード感が重要ですので、ピックアップした法律事務所に一斉に電話をかけて、最初に連絡の取れた方にお願いしようと決めていました。連絡をした結果、一番初めに連絡が取れたのが藤井弁護士でした。
インタビュアー:面談のときはどのような印象を持たれましたか?
北野様:サラリーマンなので普段弁護士と触れ合う機会がなく、お会いする前は怖い人だったら嫌だなと不安でした。実際にお会いしたら気さくで相談しやすく、顧問弁護士をお願いしようと決心できました。
普段どのような依頼をされているのでしょうか。
北野様:大手企業の法務担当の方から利用規約に対するお問い合わせをいただくことが多く、その回答内容について相談に乗っていただいております。
顧問契約を結んでおいてよかったなと思うエピソードを教えてください。
北野様:難しい問い合わせが来たときに、すぐにご対応いただけるというのが一番助かっています。また、シャーロットというサービス以外でも、様々な法律相談に乗っていただけているのもよかったなと思っています。また、法的な視点からの回答に限らず、我々の会社目線でサービスを良くしようと一緒に考えてくださるところは、非常に大きなメリットだと感じております。
藤井:シャーロットのサービスを利用する企業は大企業が多いので、当然、法務もしっかりしていて、非常に法的に鋭い指摘が返ってきます。そのときに法律論で返しても話が平行線になってしまうので、法律論プラスアルファで、うまくその着地点を見いだせるようなアドバイスを心がけています。
北野様:ありがとうございます。
インタビュアー:当初は利用規約の作成のみのご依頼だったそうですが、その後、顧問契約を継続されているのはなぜでしょうか。
北野様:きっかけは、気軽に相談できる環境そのものを提供していただけたことです。何度もアポイントを取って会わないと相談ができないという形でなくて、チャットワークで気軽にご相談ができる環境というのが、我々がサービスを展開していく中で非常に有益でした。
藤井:お客様からの個人情報に関する鋭い指摘が多いですよね。
北野様:そうですね、やはりどうしてもお客さまの個人情報を取り扱うサービスであることは間違いないので、お客さまからの問い合わせに対してどのようにお答えすればいいのか、どこまで開示していいのか等、ご相談させていただいています。
顧問契約をする前に想定していなかった顧問契約の効果はありましたか。
北野様:シャーロットを提供していると、我々では想定していなかったような複雑な質問やきつい要求というのがたくさんありました。もし顧問契約をしていなかったら、大手のクライアントと契約がうまくできていなかった案件もたくさんありましたので、非常に効果があったなというふうに感じております。
インタビュアー:現在、どのようにやり取りをされていますか。
北野様:基本的にはチャットワークでこちらから質問をさせていただいています。8割は私から質問していますが、たまに別の従業員が相談に乗っていただくこともあります。
藤井:直接現場の方からご相談を受けることもあります。チャットワークでグループチャットを作って、普段はチャットでやり取りをしながら、ファイルはBoxを使って、リアルタイムで共有していますので、紙もメール添付も発生せずに、非常にスムーズに情報共有ができていると思います。
北野様:そうですね。
インタビュアー:新規事業を始める時に、新たに顧問弁護士を付けたいと思っている企業は多いと思いますが、会社から既存の顧問弁護士を使えばいいと言われ困っているという方は多いです。ユー・エス・イーさんはそのようなことはなかったですか。
北野様:正直ありましたが、法律には詳しくてもシステムに詳しくないと限界があることは社内で周知の事実でしたので、今回オリジナルのサービスを作る上で新たに弁護士を探すことに踏み切ることができました。
藤井先生は御社にとってどのような存在ですか?
北野様:私の影の人です。(笑)社内では、私に聞けば法的な答えがすぐに返ってくると思っているようです。関係ない相談までしてくる社員がいるほどです。(笑)
最後に、他の企業さんに向けてメッセージをお願いします。
北野様:企業が新たな一歩を踏み出していくためには、一緒の目線で歩んでくれる弁護士、業界への理解が強い弁護士がいるのは助けになります。今後、ITサービスを作っていく、拡大していくという企業の方には、気軽に相談できる藤井先生は非常にお勧めの弁護士の先生だと思っております。
企業紹介 株式会社 ユー・エス・イー
所在地
【東京本社】
東京都渋谷区恵比寿4-22-10