Q.相手方の代理人と契約を結んだら、実はその代理人に代理権がなかった!契約は無効なの?

A.相手方との間には契約が成立しませんが、代理権があるかのように装った「無権代理人」は、契約内容通りの義務を果たす責任を負います。

また、無権代理人に対し、損害賠償を請求することができます。

さらに、無権代理人が代理権があるかのように装ったことについて、 相手方にも一定の責任がある場合には、相手方も契約責任を負うことがあります(表見代理といいます)。