Ｑ．営業秘密を渡す側と受け取る側で、気をつけるポイントが違ってくるの？

A．違ってきます。

秘密保持契約には、営業秘密の管理等を非常に厳格に定めたものもあれば、緩やかに定めたものもあります。
通常、営業秘密を渡す側としては、厳格な内容の方が望ましいですし、受け取る側としては、緩やかな内容の方が望ましいです。

そのため、自社が提供側か受領側かを意識せずに、普段使っている書式をそのまま使ってしまうと、自社に不利な秘密保持契約を締結することになってしまいます。