顧問先インタビュー| 株式会社ヒラメキカンパニー様

株式会社ヒラメキカンパニー

顧問契約してからキャッシュフローが改善し、お客様の満足度も向上しました。
顧問契約してからキャッシュフローが改善し、お客様の満足度も向上しました。

株式会社ヒラメキカンパニー

株式会社 ヒラメキカンパニー

代表取締役 三谷 健一

ヒラメキカンパニー様の事業内容を教えてください。

三谷社長:2010年に広島県府中市でホームページ制作会社として創業しました。地元の企業様からの要望を聞いて行く中で、ホームページ制作だけではなく、IT全般で問題を抱えているということが分かり、2015年からは、クラウドを使った業務効率化支援を取り組んでおり、今では業務内容の50%がホームページ制作、50%がクラウド導入支援になっています。

代表取締役 三谷 健一

 

 

顧問を依頼するきっかけを教えてください。

三谷社長:クラウドの導入支援に当たっては、お客様のコアな情報に触れることもたくさんあり、情報保護の観点や先方からの安心感という意味で、厳密な契約書や秘密保持契約書を交わす必要があるというのを感じました。また、規模の大きい会社様とも付き合っていく中で、法務面がしっかりしていることは必ず必要になると思いました。  

 

藤井弁護士を選ばれた理由を教えてください。

三谷社長:弊社では“Chatwork”というビジネスチャットツールを使っていますが、私はそのChatworkの“エヴァンジェリスト”(普及担当)に任命されておりまして、藤井先生もエヴァンジェリストなのですね。その関係で依頼したというのもあるのですが、実は前々から、インターネットで調べて、IT企業に詳しい弁護士さんということは存じ上げていました。ですが、HP上では、非常に怖そう、冷たそう、厳しそうと感じて、問合せできていませんでした。ただChatwork社が“エヴァンジェリスト会”というイベントを開催してくれ、実際にお会いしてみると、がらりとイメージが変わり、チャットのコミュニケーションも非常にフランクに取っていただいたので、相談しやすいなと感じ、顧問契約することにしました。
 

どのような依頼をされているのでしょうか。

三谷社長:お客様とは見積書や発注書でやりとりはしていましたが、契約書や秘密保持契約書を結ばずに進めることもありましたので、まずは秘密保持契約書を作成していただきました。そのあと、ホームページ制作やクラウド導入支援の契約書を作っていただきました。お客様によって契約内容は異なりますので、お客様ごとの内容を細かく藤井先生にすべてチェックいただいて、お客様と契約を締結するというのがメインの依頼です。
 

顧問契約を結んで良かったと思うエピソードを教えてください。

三谷社長:実は、藤井先生と顧問契約して一番良くなったのが、キャッシュフローです。ホームページ制作は、入金が納品後になることが多く、また、進めていくうちに当初より要望が増えたり、「ついでにこれをやっておいて」というようなことも出てきがちな仕事です。藤井先生に依頼して契約書を作ってから、契約書を終結する段階で支払期日や修正対応回数などもしっかり決めていますので、「その業務は別途見積りになりますね」というのが冷静に話できるようになり、キャッシュフローは非常に改善されましたね。また、お客様との関係も非常に良好になりました。

藤井:当初想定していた工数をはるかに上回る仕事が来てしまうけれども、当初の金額しかもらえないというトラブルが、この業界では多くあります。私のアドバイスの中で、「どういうサービスを提供するのか」、「導入支援サービスは訪問して実施するのか、訪問しないのか。訪問する場合は何回、時間、交通費」など細かいところまで一個一個詰めていき、毎回、申込書に落とし込んでいますので、どこまでが業務範囲で、どこからが業務範囲外かがはっきりと分かり、結果として、お客様から想定外の依頼があったときに、それは含まれていませんから、別料金でと言えるようになったのが、キャッシュフローが向上したということですかね。

三谷社長:そうですね。

藤井:「制作一式」ではなく、サービス内容を、ヒアリング、写真撮影、イラスト制作、記事制作、サイト構築と分解して記載することによって、「制作一式」とやっていることは変わらないが、充実したサービスメニューのように見え、お客様からの受けがよくなったという点もありますね。

三谷社長:そうですね。それはまさに、最初の申込書の段階で藤井先生からご指摘いただいたことです。それまでは結構、「一式」のように大雑把な記載をしていたのですが、いざアドバイスを受けて、業務内容を詳しく書き出してみると、自分たちはやはり、結構細かいことをやっているなと気づきました。これをお客様にも見ていただくと、ヒラメキカンパニーさん、(業務内容が)結構ボリュームあるのだね、ということに気づいてもらえ、それに対する満足度も非常に上がってきました。私たちのエリアや事業規模で弁護士に依頼して契約書を作っている会社はあまりないようで、法務面もしっかりしているということで、お客様を紹介していただくまでに至っています。すごくありがたいなと思っています。

インタビュアー:以前は口頭で済ませていたのに、いきなり契約書になると、申し込んでもらえなくなるのではないか、営業機会を落としてしまうのではないか、というような意見が多いかと思いますが、それについてはどう思われますか?

三谷社長:実際にそれで契約に至らなかった件もありました。そういう案件は価格以上のものを求めていたり、そもそもトラブルの種をかなり抱えている案件だったりするので、そういった案件を回避できて、逆に、良いお客様としか巡り会わなくなりました。
 

藤井弁護士は御社の中ではどのような存在ですか?

三谷社長:法務のアドバイスをいただくのがメインですが、藤井先生が使っているITツールの使い方や、どのように業務を効率化しているかのアドバイスもしていただくので、結果的に、弊社がITコンサルを受けているようなところもあります。法務以外の部分も大きい影響を与えていただいています。
 

最後に他の企業に向けて、メッセージをお願いします。

三谷社長:私たちは広島県の企業ですが、地方で顧問弁護士さんを雇っている私たちぐらいの規模の企業は少ないと思います。同業者さんもぜひ、藤井先生を活用すべきだと思いますが、(そうなると)私たちの競合になってしまうので、できれば、知らずに過ぎ去ってほしいというか、あえてそのことをあまりPRしたくないなというのが本音です。(笑)

 

企業紹介 株式会社ヒラメキカンパニー

所在地

府中本社:726-0003 広島県府中市元町445−1府中商工会議所3階 福山サテライト:720-0837 広島県福山市瀬戸町地頭分1951-4 埼玉サテライト:330-0845 埼玉県さいたま市大宮区仲町2丁目71 ソシオ大宮4Fコワーキングスペース24内

会社ホームページ

(会社HP)https://hirameking.co.jp