クラウドサービスで障害発生! そのときベンダーが負う責任は!? その2

皆さん、こんにちは。

「IT弁護士.com」の弁護士藤井です。
http://itbengoshi.com


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【クラウドサービスで障害発生! そのときベンダーが負う責任は!? その2】
■「弁護士藤井のメールマガジン」 VOL.72  2014/12/16
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■ 【クラウドサービスで障害発生! そのときベンダーが負う責任は!? その2】
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クラウドサービスで障害が発生した場合に、ベンダーがどんな責任を負うのかについて、今回のメルマガシリーズでは、数回にわたって解説をしていきます。

そもそも、クラウドサービスというのは、完璧なサービスではありません。

前回のメルマガでも紹介したとおり、世界最高レベルのクラウドサービスと言って差し支えないAmazonのAWSやMicrosoftのAzureですら、障害が発生したわけですから。

ですが、多くのユーザーは、クラウドサービスに完全性を求めています。

インターフェースや機能は、現状より改善されることさえあれ、改悪ということはありえない。

セキュリティに関する事件、事故が頻発している以上、常に最新のセキュリティ対策がアップデートされなければならない

メンテナンスでの計画停止や、緊急時の短時間の停止くらいなら我慢はするが、ビジネスアワーに長時間停止することは、あってはならない。

データの破損や消失事故が生じた場合は、何としてもデータを復旧させるべきであり、万が一復旧できないのであれば、損害を全額賠償すべきだ。

・・・ベンダーの皆さんからすれば、「そんな無茶言わないでくれ」という感じですよね。

(まぁ、ベンダーの方でも、クラウドサービスを利用すればバラ色の未来が待ってます!みたいな感じで、過度な期待や幻想を招いている面がありますが)

このように、ユーザーが要求(期待)するサービスレベルと、ベンダーが現実に提供できるサービス内容には、大きな溝があります。

この溝は、ひとまずサービスが安定して稼働している間は、特に問題ありません。

ですが、ひとたび障害などが発生した場合、この溝が一気に顕在化して、大きなトラブルになるわけです。

この問題の対策として、経済産業省は、SLA(サービスレベルアグリーメント)を締結しよう!と呼びかけを行っています。

そこで次回、このSLAというのは一体どんなものなのか、どんな効果があるのかについて、解説をしたいと思います。


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■ 【クリスマスの過ち】
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間もなくクリスマスですね。デートで行くお店の予約は取れましたか。

それは私が彼女と過ごす初めてのクリスマスイブのことでした。

「銀座の素敵なお店を予約したから、楽しみにしてね!」という私の言葉を聞いて、めかしこんだ彼女を連れて行ったのは、餃子日本一と名高い老舗の中華料理店、「銀座天龍」でした。

(食べログ 銀座天龍)
http://tabelog.com/tokyo/A1301/A130101/13002427/

忘年会で賑やかなサラリーマンたちに囲まれて、名物の「天龍餃子」(バナナくらいのサイズがある巨大餃子です)をたらふく食べ、とても美味しく楽しいディナーだったわけなのですが、何年かしてから、ふとした拍子に彼女から、「それにしても初めてのクリスマスで餃子はなかったよね」と言われて、己の若さゆえの過ちに、はっと気づかされたのでした。

といっても、4年前の話なのですが。


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