モンスター社員対策 虎の巻 その3

皆さん、こんにちは。

「IT弁護士.com」の弁護士藤井です。
http://itbengoshi.com



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【モンスター社員対策 虎の巻 その3】
■「弁護士藤井のメールマガジン」 VOL.70  2014/11/17
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■ 【モンスター社員対策 虎の巻 その3】
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それでは、前回のメルマガのおさらいです。

・最近「モンスター社員」が増えている
・モンスター社員対策は、「3ない」が有効
・1番目は、「採用しない」
・モンスター社員の特徴は、何かしらの強いこだわりがあり、自分の主張を通そうとする
・面接の場で、会社の都合に関係なく、自分の主張を通そうとしたら、モンスター社員の素質大
・転職者限定になるが、前の職場にそれとなく問い合わせるという方法もある
・2番目は、「いきなり正社員にしない」
・試用期間を設けて、モンスター社員かもと思ったなら、本採用を拒否する
・試用期間は2ヶ月にするとよい
・本採用のための達成目標は明確に設定して、書面で伝える
・本採用を拒否する時は、達成できなかった目標を特定して、書面で伝える

それでは、今回のメルマガでは、「3ない」の3番目、「いきなり解雇しない」を解説します。


これだけ注意しても、モンスター社員を採用してしまった場合、いったいどうすればいいでしょうか。

その場合は、とにかく、いきなり解雇してはいけません。

いきなり解雇しても、裁判ではまず間違いなく無効になります。裁判で解雇の有効性を認めてもらうのは、とにかく大変です。


そこで、まず最初に目指すのは、自主的に退職してもらうことです。

退職届を自分から提出させれば、後から不当解雇だと主張しにくくなります。

そのためには、あなたにどういう問題があるのか、そのせいで会社がどういう迷惑を被っているのか、繰り返し指導し、自分が会社にいるべきでないことを理解させる必要があります。

中小企業の場合は、この指導に際して、本人の上司に任せるのではなく、社長が前面に立つ必要があります。

というのは、上司一人にモンスター社員の対応を任せるのは、荷が重すぎるからです。


これだけやっても、自主的に退職しない場合は、懲戒処分を積み重ねることが必要です。

法律上、解雇は、問題ある従業員に対する、最終手段とされています。

手を尽くしたが、それでもダメだという場合に、初めて有効になります。

モンスター社員の問題行動には、軽い懲戒処分(戒告など)からスタートして、段階的に重くしていきます。

面倒でも、毎回きちんと、問題行動と処分内容を書面に残す必要があります。


これをやっておけば、最終的に解雇して、その後、解雇無効の裁判を起こされても、解雇に向けてきちんとプロセスを踏んでいる、と主張できます。

いきなり解雇した場合よりも、解雇が認められやすくなりますし、最終的に解雇が認められないとしても、比較的有利な条件で、和解で終わらせることができます。


以上の「3ない」の内、一番重要なのは、1番目の「採用しない」です。

中小企業には、なかなか良い人材が集まりません。

ですが、少ない人数で業務をこなさないといけない中小企業で、モンスター社員を一人でも採用すれば、会社はガタガタになってしまいます。

危ないと思ったら採用しない、これは鉄則です。

これまで私が相談を受けてきた、モンスター社員のトラブルは、人手不足な中で、ちょっと危ないかなと思っても、その社員を採用してしまった場合が、ほとんどなのです。


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■ 【Googleの社食でランチ】
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先日、Googleの社食でランチをすることができました。

社員が働きやすい環境を作るために、Googleが莫大なコストをかけていることはよく知られた話で、特に社食の充実ぶりは有名です。

(社食は昼・夜と無料で利用できるとのことです)

私がランチをした日は、日替わり世界各国料理がドイツの日だったので、ソーセージやポテトなどの、ザ・ドイツ料理から、聞いたこともない料理まで、盛り沢山なラインナップでした。

ちなみに、南アフリカの日は、豆料理ばかりが並ぶそうです。

それはそれで食べてみたいですね!


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