あなたの開発したスマホアプリ、コンピューターウィルスですよ?

皆さん、こんにちは。

「IT弁護士.com」の弁護士藤井です。
http://itbengoshi.com

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【あなたの開発したスマホアプリ、コンピューターウィルスですよ?】
■「弁護士藤井のメールマガジン」 VOL.61  2014/7/7
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■ 【日本IT特許組合主催セミナー】「クラウド時代の「サービス利用規約」作り方、読み方」
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私がパートナー弁護士を務める日本IT特許組合が、「クラウド時代の「サービス利用規約」作り方、読み方」というセミナーを主催して、私が講師をすることになりました。

日時 2014年7月25日(金)16:30~18:00(講義) 18:20~20:00(懇親会)
場所 〒104-0033 東京都中央区新川1-21-2 茅場町タワー11F
(株)インテリジェント ウェイブ 会議室  http://www.iwi.co.jp/company/map/

申込は、下記サイトからお願いします。
http://itpat.jimdo.com/

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■ 【あなたの開発したスマホアプリ、コンピューターウィルスですよ?】
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最近のIT業界では、スマートフォン用アプリの開発が本当に増えていますね。

皆さんの会社でも、アプリの開発案件を受託したり、自社のサービスをアプリで提供したりしているのではないでしょうか。

色々なアプリがリリースされて、世の中が便利になるのは、よいことです。

しかし、その一方、不正なアプリ(電池の持ちが良くなると称するアプリや、LINEなどの有名アプリに似せたアプリ)も横行していて、ITリテラシーの低い人が、うっかりダウンロードして、個人情報を抜き取られる事件も激増しています。

このような不正なアプリを作成してばらまく行為は、「不正指令電磁的記録作成罪」という、立派な犯罪です(コンピューターウィルス作成罪とも言われます)。

全くけしからん話だ!と思われるかもしれませんが、そんな他人事でいいのでしょうか。

実は、あなたの開発したアプリが、この「不正指令電磁的記録」になっている可能性があるのですよ!?

「不正指令電磁的記録作成罪」は、

「正当な理由がないのに、人の電子計算機における実行の用に供する目的で、次に掲げる電磁的記録その他の記録を作成し、又は提供した」者を罰する、としています。

そして、「次に掲げる電磁的記録」が何かというと、

「1 人が電子計算機を使用するに際してその意図に沿うべき動作をさせず、又はその意図に反する動作をさせるべき不正な指令を与える電磁的記録」

「2 前号に掲げるもののほか、同号の不正な指令を記述した電磁的記録その他の記録」

が、これにあたるとしています。

・・・何を言っているのだか、よくわかりませんよね。

ざっくり言うと、「正当な理由がない」のに、「利用者が意図しない動作をさせるプログラム」は、「不正指令電磁的記録」に該当してしまう、ということです。

これは、一般的な「コンピューターウィルス」のイメージよりも、広いですよね。

かつて、彼氏のスマホにこっそりダウンロードしておくと、スマホの通話履歴や位置情報をチェックできるアプリをリリースした会社が、不正指令電磁的記録作成罪に違反するのではないか、という指摘を受けて、大きな騒動となったこともありました。

確かに、スマホの持ち主である彼氏の意図しない動作をさせるプログラムなので、「不正指令電磁的記録」に該当しそうですよね。

ビッグデータの活用や行動ターケティング広告が花盛りな現在、ユーザーの情報を取得する機能をアプリに盛り込んで、「不正指令電磁的記録」をうっかり作成してしまうケースは、増えていそうです。

それでは、どうすれば「不正指令電磁的記録」にならずに済むのでしょうか?

その対処法は、次回のメルマガで解説します!

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■ あやうく死にかけました
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先日、秩父にある大霧山に登ってきました。

天気予報では、15時以降に雨になるとのことでしたが、所要時間が休憩なしで3時間20分だと、行政のHPに掲載されたMAPに書いてあったので、10時前スタート、14時下山の予定で登り出しました。

・・・ところが、13時の時点で、ようやく行程の半分を終えたようなペース(そんなに休憩時間も取っていないのに)

山頂までもうすぐでしたが、お腹がすいたので昼食を取ったところ、いきなり空が曇り出して(それまでは快晴で、本当に15時以降に雨が降るの?という感じでした)、その直後、かなり近くに雷が落ちました。

雷って、近くに落ちると、金属的な甲高い爆発音がするのですね。

確かにこれが直撃したら死ぬな(というか、間近に落ちれば、電気が伝わってやっぱり死ぬな)と思い、登っている途中にあった、県道沿いの山小屋に戻ることにしました。

これで雨が降り出したら、足がぬかるんで危ないと思ったので、登山道沿いの県道に下りた直後、今度は視界が遮られるほどの大雨に。

30分ほど歩いて山小屋に戻り、タクシーを呼んでもらって、なんとか下山しました。

時たまニュースで、「登山客が雷に打たれて~」というのを聞いて、「そんな天気で山に行ったら危ないよ」と思っていましたが、実際には、快晴だったのが次の瞬間に雷雨になったりして、そんな事故が起きるのでしょう。

山の天気の変わりやすさを痛感して、今後は1日晴れの日以外には登山は控えようと思ったのでした。