顧問先インタビュー | 株式会社図羅様

顧問先インタビュー | 株式会社図羅様

株式会社図羅様

 

 

図羅様の会社について、教えてください。

引頭会長:私どもは創業43年のデザイン会社です。ただ、デザイン会社とはいえ、クラウド上でのシステム開発に特化して、お客さまに向けてアプリケーションを開発するというIT事業も展開しています。

 

藤井先生に依頼されたきっかけを教えてください。

引頭会長:これまで、法務に関することは、司法書士の先生に相談していましたが、契約の内容や権利関係が複雑になり、専門の方に相談したいなと思っていたときに、お付き合いのある会社の社長から、ITに詳しい弁護士の先生が、顧問弁護士についているということを教えていただき、藤井先生をご紹介いただきました。

 

藤井先生と顧問契約を結んで良かったなって思うことを教えてください。

引頭会長:藤井先生はとても相談しやすいんですよね。ですから、相談しているうちにいろいろな事が、「あ、これもちょっと問題があるもしれない」という感じで色々と気になってきました。今は、まだトラブルにはなっていないけれど、もしかしたら今後トラブルになってしまうかもしれないということが、結構ありました。そういう問題を次々と相談させていただいています。

藤井:想定はしていなかったけど、相談することがあったということですよね。私の顧問先に多いパターンです。顧問契約する前は気にしていなかったが、契約後に私に相談することで、他のことも気になり、その法的整備もし始めるというパターンです。

引頭会長:当初は、システム部門の契約書の相談をしていたのですが、デザイン部門の契約書についても、相談させていただくようになりました。デザインとシステムでは、事業展開が違うので、やっぱりリスク値も違うな、ということをあらためて認識しました。

藤井:クラウドシステムの固有の問題と、デザインとでは、問題が違いますので、デザインのほうの契約書に関しては、クラウドの契約書とは違う視点でのチェックが必要になりますね。

引頭会長:そうです。でもそれさえも当初は分かりませんでした。当社の成り立ちもあると思うのですが、基本的には藤井先生に顧問になっていただくまでは、契約関係などは、お客様の言われたままに処理していました。クラウドの事業を展開する中で、「これは私たちもちょっと、主張しとかないとだめなのでは?」と気付いたのが、事業展開して数年後でした。事業を展開した当初は、そういう権利関係には意識が低かったんです。ただ、全部洗い直していくと「えっ?おかしいよな」ということが分かってきました。ちょうどそのタイミングで藤井先生に出会えて、ほんとよかったです。

 

藤井先生にはどのような依頼をされていらっしゃいますか?

引頭会長:最初はロイヤリティー契約の話でした。すごくややこしい話でした。

藤井:システムのロイヤリティーのパーセンテージや、支払いをいつの段階でするのか、ということでしたね。

引頭会長:はい。弊社で開発したシステムの「二次著作権」にまつわる話でした。私たちは、システムを作る会社として、お客様から「こんなシステムを作りたい」と言われ、システムを構築していくのが仕事です。お客様にすれば、自社のノウハウを提供していることになります。構築されたシステムを、弊社が、他のお客様に売るときに、お客様からノウハウ利用料を払って欲しいと言われ、ロイヤリティーをお支払いしていました。ただ、二次著作権にまつわる権利関係にビジネスリスクがあることに気づき、その契約を切れないかと思い、藤井先生に相談しました。

藤井:長かったですね、あれは。ようやく先日の話し合いで切れましたね。

引頭会長:そうですね。

藤井:割と初期の段階でそういった、今まで長年続けていた契約の見直しみたいなヘビーなテーマも、ご相談いただきましたね。

引頭会長:そうですね。「二次著作権」に関する契約について、なんとかしないといけないという思いは持っていたんです。それを今回藤井先生に「二次著作権というのは何か」ということを、正確に教えてもらうことによって、リスク値を再認識し、突破口が見つかり、切ることが出来ました。「二次著作権」というのは非常に強い権利なんですね。

藤井:そうですね。あれは強いですね。

引頭会長:そんなこと全然知らなかったです。

藤井:なんだかまるで法学部の講義をしてるみたいな感じで、「著作権とは」みたいな話をさせていただいて、どんどん引頭会長も詳しくなっていき、本件はこういうふうに対処すれば良かったんだ、ということに気づかれましたよね。

引頭会長:そうですね。

藤井:受注生産でずっとやってると、お金をいただいて、提供して終わりという意識が強いんですが、そういった会社さんが、クラウド事業に展開するに当たって、自社の資産というものを持って権利を守る、という意識に移れなくて、その点でトラブルに遭ったりしますので、図羅様にはいいタイミングでアドバイスさせていただけました。

引頭会長:そうですね。これから事業を拡大していこうとしていたところだったので、タイミングとしては非常にありがたかったです。

 

他にはどのような相談をされているのでしょうか?

引頭会長:そうですね。「プロジェクト管理責任」ということの重要性もあらためて教えていただきました。

藤井:「プロジェクト管理責任」についても、講義をさせていただきましたね。

引頭会長:はい。お客様から言われたとおりやるということは、受注者としていい仕事をしているようにみえますが、それは絶対に違います。逆に、お客様から、言われたとおりにやると「なぜだ?」とお客さんに怒られて当然だと思っています。デザインもシステム開発もお客様から言われた以上の何かを持っていって、初めて生き残れる世界なんです。

藤井:ベンダーというのは言われたとおりに作るのではなくて、プロジェクトをちゃんと管理して、問題があったらクライアントに厳しいことを言って、納期変更とか仕様変更とかを提案しなきゃいけない。言われるがままにやるのではなくて、プロジェクトをしっかりとマネジメントする義務が、ベンダー側にあるんですね。それを意識せずに「言われたとおりにやってこうなったんだから、(プロジェクトが失敗しても)責任はない」というように言うベンダーが多いんですが、それじゃいけないんですよ。「プロジェクトマネジメントの義務」を負ってるから、しっかりとマネジメントしましょう、という話をさせていただきました。

引頭会長:そうですね。とてもありがたかったです。藤井先生とのやりとりを社内で共有させていただき、あらためて「プロジェクト管理責任」の重要性について考えるいい機会となりました。

藤井:意識改革的な話もさせていただいていますよね。 引頭会長:はい、そうです。かなりそういう要素は大きいですね。先ほどの「二次著作権」の話もしかりですし、「プロジェクト管理責任」というのも非常に大きいと思いますね。

 

その講義はどのようにされているのですか?

藤井:具体的な紛争が起きて、それを通じて本件と関連する法律問題を、一から説明をしていって、そのケーススタディーで、実際の案件を通じて権利とか責任に関して、チャットを通じて説明しています。

引頭会長:そうです。だから、単に本を読む世界ではなく、実際目の前に問題が起きてるわけですから、実によく頭に入ります。藤井先生に相談すると、頭の中で、もやもやとしてるものが、すっきり整理されて返ってきます。

藤井:ですので、1度チャットが始まると、すごく長いです(笑)。

引頭会長:長いですね。何回も何回もしつこく聞いています。藤井先生には申し訳ないとは思いながらも、やっぱり納得いくまで聞きたいと思うので。社内への展開も私がやっているので、腑に落ちるまで聞かないと、社員に説明できないんです。

 

社員さんたちも顧問弁護士として藤井先生と契約されていることはご存じなんですか?

引頭会長:はい、知ってます。その存在の重要性までは、まだ分かってないとは思いますけれども、徐々に分かってきていると思います。

藤井:引頭会長はもうだいぶ分かっていただいているかと。

引頭会長:私はもう十分分かってます(笑)。

 

契約時には期待していなかった効果として、どのような効果を感じられていますか?

引頭会長:一番ありがたいなと思うのは、日々相談させてもらえるということですね。弁護士の先生は敷居が高いようなイメージがあったのですが、チャットを使っているので、いつでもどこでも繋がってるという感覚があり、その中で気楽にご相談できるって非常にいいですね。

藤井:弁護士に聞けば、すぐに解決できることはたくさんありますからね。

引頭会長:そうですね。あとはリスクを認識できることですね。私たちがビジネスを拡大していく上でのリスクがどれぐらいあるのかを教えてくださるので、ありがたいですね。

藤井:弁護士はリスクしか伝えなかったり、法律的にはこうですという一般的な意見しか言わない人もいるのですが、ビジネスを拡大させていくには、リスク値を見た上で、どうするかの判断をすることが大事ですよね。

引頭会長:そうですね。そこからはもうビジネスとしてどう判断するかですね。リスクを知りながらも前に進むのか、止まるのか、または相手と交渉して変更してもらうのか。藤井先生はこういった判断をするときにも活躍してくださいます。「デジタル」だけかと思ったら、「アナログ」にも強い。

藤井:こういった人的なトラブルも、この業界は多いので、「デジタル」に法律の理屈だけ言っても解決しません。実際問題、この関係性だったら、ここは言わなくてもいい、あるいはここは言ったほうがいい、ということが大体、見当つきますので、それを踏まえた上で、ビジネスとか現実に即したアドバイスを心がけています。ある意味、「アナログ」なアドバイスもさせていただきます。

引頭会長:それが的確なんですよ。どこでどんな経験をしたのだろう、若いのにって思いました。「アナログ」実に強いですよね。

藤井:こういった交渉ごとは結構好きです(笑)。

引頭会長:その辺りのバランス感覚が本当に優れていらっしゃいます。

 

ただの顧問弁護士ではないですね。

引頭会長:そうですね。今後のビジネス展開にもそういう、非常に重要なところを担っていただいていると思います。当社の羅針盤的な役割を果たしてくださるのではないかなと感じています。

藤井:ありがとうございます。まさかそんな風にお考えとは思っていませんでした(笑)。

引頭会長:ビジネス自体が霧の中という感じでしたが、藤井先生がついてくださってからは、進むべき道を示してくれる羅針盤が持てたという感じです。

 

大阪と横浜でやり取りされていると思いますが、その距離についてはどう感じていらっしゃいますか?

引頭会長:全く感じないですね。チャットですから。お会いするの、ほんと久しぶりです。

藤井:初回、会って以来ではないですかね。

引頭会長:そうです。実際にお会いすると、おや、こんな感じの雰囲気の方だったかなと思うぐらいです(笑)。チャットでやるというは、いいアイデアですよね。藤井先生を真似て、社内連絡でも意識的に使うようになりました。記録に残るので。

藤井:継続的な相談が多いので、そうすると過去のログをさかのぼってみて、この流れでこうなったんだなって分かりますからね。

引頭会長:そうですね。だからよく理解できます。

 

最後に藤井先生と顧問契約を考えてらっしゃる他の経営者の方に一言お願いします。

引頭会長:まずは、お気軽に一度相談されてみてはいかがでしょうか?絶対にリターンが大きいです。

インタビュー企業紹介  株式会社図羅様

所在地

大阪府大阪市

事業内容

1.各種広告・印刷物・ホームページなどの企画・制作
2.上記にともなう編集・デザイン・イラスト・コピーなどの作成
3.ASPサービス「カナルス」の開発・運用・保守及びホームページのホスティング

会社ホームページ

http://tora.co.jp/