顧問先インタビュー|株式会社システムフォレスト様

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システムフォレストさんについて教えてください。

富山社長:元々は受託とか派遣とか、IT企業にありがちなことをやっている会社でしたが、3~4年前からサービスを提供する会社に生まれ変わるというテーマに取り組んでおり、クラウドサービス、特にセールスフォースなどのサービスが非常に順調です。

 

顧問弁護士をつけようと思ったきっかけを教えてください。

富山社長:受託をやっていた時は、メーカーさんからの契約書だったので、契約や契約書に関して何も問題はありませんでしたが、サービスを提供する側になり、エンドユーザーが増え、またエンドユーザーの業種もバラバラなので、契約書を交わすケースが増え、リスクが増えてきたというのが多いですね。また、我々は、セールスフォースの一次代理店として、二次代理店さんを作っていくということも同時にやっていたので、その間の契約書も必要になり、こういう形のひな型はおそらくないですし、ここもリスクがすごく増えてきたと感じました。

 

藤井先生に顧問を依頼した理由を教えてください。

富山社長:藤井先生のことは、もともと知っていて、藤井先生が書かれている雑誌とかメルマガを講読していました。クラウドEXPOという展示会にも出展されていたので、ブースに立ち寄ったり、一緒に飲みに行ったこともあり、フランクに会話できそうな人だという印象を持っていました。セールスフォースを販売することになり、セールスフォースに契約書のひな型をくださいと言ったのですが、当時セールスフォースには、我々のような形態で販売する形がなく、契約書がなかったんですね。そこで、藤井先生に、セールスフォースと弊社との契約書を基に契約書作成を依頼しました。かなりのボリュームでしたが、それを短期間であっという間に完成させてくれました。その契約書についても色々指摘をされて初めて「そういうリスクもあったのか」、「ここで考えなくちゃいけないんだ」と思いましたね。 

 

その際、契約書作成だけを依頼するのではなく、顧問契約で依頼されたのはなぜでしょうか?

富山社長:別に商材がたくさんあるわけじゃないんですけど、やっぱり取引先の業種や規模もばらばらですので、何一つ定形にはまるものようなってなくって。特に最近藤井先生に依頼しているのはNDAなんですが、まだ受注をしていない段階からNDA契約を結ばせていただいて、提案しているということもあり、気軽に相談できる関係でありたいと思ったからです。

 

NDA契約ですと一度ひな型を作ってもらったらあとはそれを自分でカスタマイズしますという会社様が多いのですが、そうは思わなかったのでしょうか?

富山社長:そうですね。例えばこちら側が藤井先生に作ってもらったやつを使おうとしたときに、相手から、「ここを少し修正して欲しい」とか、「こっち側のものでやらせてくれ」となることもあるので、ひな型を作ってもらっても、使えない場合もあるんですよ。

藤井:他の会社様でもよくあることです。

富山社長:相手から修正や追加を求められるのも、一文とか、一言みたいなことなんですが、それを入れることによりどういうリスクがあるのか判断できないんですよね。「当たり前のことなのでいいや」って思うことでも、一応聞いておこうという感じで聞いています。変わらないかも知れないですが、リーガルチェックを入れておいたほうが安心できますので。 

 

契約書の作成やチェック以外に依頼されていることはありますか?

富山社長:最初は契約とか、チェックだけでしたが、ここ最近では債権回収についても相談しています。今まではメーカーさんとの契約だったので、債権回収ということは全くありませんでしが、やはりエンドユーザーができるとこういうリスクもあるんだなと思いました。 

藤井:大手の下請けでやってると、ちゃんと仕事をする限り、必ず期限どおりに払われますが、普通の町の会社とかが、ユーザーが相手になってしまうと、資金繰り苦しかったり、あるいはわざと怒ったりして、代金踏み倒すこともあり得ますので、リスクが変わりますよね。 

富山社長:大手の下請けは追加の案件が発生した際の代金とかは請求しにくいという問題はありますが、言われたとおりにやっていれば、代金を支払わないということはありません。ただ、おそらく今後はシステム開発もオートメーション化されていくはずですし、システム開発自体の需要がなくなることが予想されます。そんな時代で生き残っていくためには、開発からサービスを提供する側になっていかざるを得ないと思っています。その際、私の経験上ですけど、エンドユーザー開拓はエンドユーザーの数が増えれば増えるほど、そのリスクは増えていきますよね。そういうビジネスモデルの転換をする際は弁護士を入れて法的整備をしっかりしたほうがいいと私は思いますよ。 

 

普段は社長も社員さんも熊本ですよね?どのようにやり取りされているんですか?

富山社長:そうですね。1つはチャットワークですね。場合によってはウェブの会議もできるので、距離の壁とかは感じていないですね。こう言っちゃ失礼ですけど、さすが弁護士だなと思うんですが、文章はやっぱり、これってどう言う意味なのかなっていうことは今までありませんね。法律を知らない我々にでも分かりやすい言葉で説明してくれるので、「これってこういうことかな?」と思うことなく進められます。この藤井先生の文章力も距離の壁を感じさせない理由の一つだと思います。 

藤井:弁護士の中には、お客様に法律論を突然言ってしまい、お客様が「何を言ってるか分からない。意味を聞きたいけど、当然のように言われるので、聞きにくい・・・」と感じさせてしまう人もいるようですが、私は法律のことを知らない人が聞いても分かるように気をつけています。 

 

富山社長以外の社員さんからも同じような反応ですか?

富山社長:はい。そうですね。 

藤井:経理のかたからよくご質問を頂きますが、お会いしたことも、電話したこともないので、なるべくチャットの文章を話し言葉にしたり、すぐにレスを返したり、分かりやすい言葉を使うことによって、距離感感じないような工夫をしています。 

富山社長:あんまり速い、速いと言ってると、藤井先生のプレッシャーになるかなと思って、あんまり言わないようにしているのですが、やはりレスポンス速いです。 

 

特に顧問契約しといて良かったなというエピソードはありますか。

富山社長:我々はクラウドをやり始めて3年半になりますが、おかげさまで認知度もすごく上がって、今まではどっちかっていうと中小、零細企業の人たちの相手を、お客さまを増やしてきましたが、最近は従業員が何千人というような地方のトップ企業様との付き合いも増えてきています。そうなってくると、向こうは法務部門があるということが当たり前になってきますから、法務部門とのやり取りを法務知識の全くない我々がやり取りしなくちゃいけないというのは結構大変です。そういうのを受注した段階からではなく、提案段階から相談できる弁護士がいることは非常に助かっています。 

 

会社の成長に合わせて、いろいろと新しい課題がでてくるんですね。

富山社長:そうですね。だいぶ出てきますね。また、顧問弁護士がいるということも相手の会社にとっても安心感に繋がっていると思います。法務部門とのやり取りを藤井先生にサポートしてもらってやっていますが、相手から出されたものを鵜呑みにしているのではなく、修正してもらったりしているので、しっかりした会社アピールが出来ていると思います。 

 

藤井先生は御社にとってどのような存在ですか?

富山社長:そうね。よく「富山社長さんってIT企業のアンパンマンだね」って言われるんです。

藤井:アンパンマン?

富山社長:なぜかっていうと、人によく何でもするんです。自社の利益には関係ないことでも引き受けて「それ、ただでいいですよ」って、「場所提供しますよ」みたいなことやるんですね、世話好きって言われますね。ですので、藤井さんは、ドラえもんですね。 

藤井:ドラえもん? 

富山社長:ドラえもんですよ。解決策をいろいろと。瞬時に出してくれます。 

藤井:なるほど。うれしいです。

 

最後に、一般の企業さんに向けてのメッセージをお願いします。

富山社長:メッセージ。僕は、下請け脱却のSIerとしての成功事例みたいな紹介の仕方をしていただくのですが、僕自身は決してそういう意識はないんですけど、確かに全くゼロからエンドユーザー開拓をしてきました。受託からエンドユーザー開拓へとビジネスモデルを買える際に今まで想定していないリスクが大きい小さいはありますが、増えてきます。そうしたときに、解決策を提案してくれるようなところを早めにつくったほうがいいかなと思います。

 

 

インタビュー企業紹介 株式会社システムフォレスト様

所在地

熊本県人吉市西間下町132-1

 

事業内容

ソフトウエア設計及びプログラム開発
スマートフォンアプリ開発
WEBアプリケーションの開発
ホームページ企画・制作
CMSサービスの提供
データセンター事業
クラウドソリューションの提供

 

会社ホームページ

http://www.systemforest.com/