Q.ソフトウェア開発委託契約書作成のポイントは?

A.ソフトウェア開発委託契約は、ユーザーとベンダーとの間でソフトウェアの仕様について認識の相違が生じやすく (仕様を文書化するのが困難であることや、口頭レベルで契約が結ばれることが多いためです)、結果として、当初の見積もりを超える費用となったり、仕様の検討ができないまま作業に着手したことにより不備のあるシステムが構築され、システム障害が生じるなど、トラブルが起きやすいです。

①当事者の役割分担を明確にする

②打ち合わせの度に議事録を作成する

③開発の各フェーズの終了時点で、 適切に作業が行われたか確認する手続を実施する

④万一システム障害が生じて損害が発生した場合の、賠償責任の限度額を定めておく、

等を心がけましょう。

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