ユニクロ利用規約が大炎上!

Webサービスに取り組む企業の皆さんに関係する話なので、ぜひ読んでください!  

あのユニクロが、5月19日(月)に、満を持して発表した、オリジナルデザインTシャツ作成アプリ「UTme!」の利用規約が、発表その日に大炎上して、翌20日(火)、あっという間に利用規約の改正に追い込まれました。
昨日そんなことがあったなんて、知ってましたか?  

ことの顛末は、下記のニュースでも解説されていますが、ようは、ユーザーが、そのアプリを使ってオリジナルデザインTシャツを作るためにアップしたデザインの著作権が、全面的にユニクロに譲渡されてしまうという、一方的な内容になっていて、それに気付いた人たちが、怒りの声を上げたわけですね。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140520-00000070-zdn_n-sci  

渾身のオリジナルデザインを、ちょっとTシャツにしてみようと思って、そのサービスを利用したら、そのデザインの著作権がユニクロに渡ってしまい、以降自分がそのデザインを利用することができなくなるなんて、確かに酷い話ですよね。
私はこのニュースを見て、「またか」と思いました。というのは、2008年3月に起きた、mixi利用規約炎上事件と、似たような状況だからなのです。  

mixi利用規約炎上事件も、今回と同じように、ユーザーが投稿した日記の著作権について、mixi側に一定の権利が与えられる内容に、利用規約が変更されることになり、「mixiは、ユーザーの日記を勝手にマネタイズするつもりか!?」と炎上したわけですね。  

結局mixiは、そのような内容には変更しないことにして、騒動は収まりました。  

ただ、mixi利用規約炎上事件のときは、あくまでも、投稿した日記について、「mixiに無制限な利用権を与える」というだけで、著作権そのものは、ユーザーに残されていました。  

その点、今回のユニクロ利用規約は、ユーザーからユニクロに著作権が譲渡されてしまうので、さらにユーザーの反発を招いたのですね。なぜこのような利用規約にしたのか、ユニクロの真意は分かりません。  

ただ、発表翌日にあっさりと利用規約を改正したということは、そこまで深く考えずに、「とりあえず会社側の権利は広めに規定しておこう」という素朴な発想でやってしまったのではないか、と思ってしまいます。  

(ネット上では、過去にユニクロは、デザイン公募企画を実施していて、その時は、著作権の譲渡が条件となっていたので、今回もその条件をそのまま流用してしまったのではないか、とも指摘されています)    

利用規約を作成するときは、「会社を守る」という意識も大切ですが、それだけでなく、「利用規約を見たユーザーがどう思うか」という点まで、意識しなければいけません。  

私も、依頼を受けて利用規約を作成するときに、常に意識しているポイントです。  

あのユニクロといえども、それができなかったということからも、利用規約を作成することが、いかに企業にとって難しいのか、ということを感じたニュースでした。  

今回のユニクロ利用規約炎上事件が、いつ御社に起きるか分かりません。6月11日(水)、東京の新宿にて、私が講師をする、Webサービスを守る利用規約の作成セミナーでは、今回のユニクロ利用規約炎上事件や、その他、世間を騒がしたWebサービス絡みの事件や、googleなどの大企業の利用規約の解説も行う予定です。  

参加者の皆様には、私が作った利用規約の雛形が特典として配られます。  

ぜひこのセミナーに参加して、炎上を起こさない利用規約を作成してください。  

申込は、下記サイトからお願いします。
http://itbengoshi.com/?page_id=2489  

 

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