【反社会的勢力を排除しよう! その3】 弁護士藤井のメールマガジン VOL.121 2017/3/27

皆さん、こんにちは。

「IT弁護士.com」の弁護士藤井です。

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【反社会的勢力を排除しよう! その3】
「弁護士藤井のメールマガジン」 VOL.121 2017/3/27
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■ 【セミナー登壇報告】
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3月15日に、日本全国のboxパートナーが集まる大イベント「box Japanチャネルアップデートミーティング」に、ユーザー事例として登壇しました。

boxは外部とのファイル共有に最適なツールでして、当事務所は顧問先とのファイル共有をほとんどboxでやってます。

ちなみに、リンク先のセミナー写真のモニターに写っているのは、香港で飲茶食べながら仕事してた話を紹介した際のスライドです。

https://lmsg.jp/p/haNFm

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■ 【反社会的勢力を排除しよう! その3】
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それでは、前回のメルマガのおさらいです。

・反社会的勢力排除条項とは、以下の二点を謳った条項

1.反社会的勢力とは契約をしません
2.契約後に反社会的勢力と判明した場合は契約を解消します

・「反社会的勢力」と一口に言っても、法律などで明確な定義があるわけではない

・「反社会的勢力」は暴力団に限定されず、暴力団関連企業(=フロント企業)、総会屋、社会運動標榜ゴロ(いわゆるエセ同和。正当な同和、反部落活動をせずに不当な利益を上げる存在)、政治活動標ぼうゴロ(いわゆるエセ右翼)、特殊知能暴力集団(オレオレ詐欺など)といった属性の輩や、暴力的な要求、法的な責任を超えた不当な要求といった行為をしてくる輩など、広く捉えるのがトレンド

それでは、今回のメルマガでは、そもそもなぜ反社会的勢力を排除しないといけないのか?という反社会的勢力排除条項の目的を解説しましょう。

結論から言うと、目的は2つあります。

1.反社会的勢力の資金源を断つため
2.反社会的勢力の活動領域を狭めるため

暴力団というのは、下位の団体が違法・不当な行為で金を荒稼ぎし、それを上位の団体に上納し、上の人間が不当にいい思いをするための組織、ビジネスモデルです。

彼らは、かつては利益率の極めて高い覚せい剤の密売などがメインでしたが、世界的に薬物に対する包囲網が広がる中で、今はビジネスの世界に入り込んで違法、不当な行為で金を荒稼ぎしています。

例えば、不動産の立ち退き交渉代行とか、節税のコンサルテーションとか、情報誌、図書等の購読要求とか、一見すると違法ではないものの、限りなく黒に近いグレーな活動です。

しかし、いくら直接的に違法でなくても、そこで生じた利益が暴力団の資金源になり、犯罪行為に使われる可能性があります。

また、多くの企業、人々が真面目に誠実にビジネスに取り組んでいる中で、限りなく黒に近いグレーな活動で不当に利益を上げている存在を許せば、不公平なことになります。

そこで、暴力団の資金源を絶ち、活動領域を狭めるために、暴力団排除条例が生まれたわけですが、前回のメルマガでも解説したとおり、暴力団の活動が地下に潜る中で、その周辺者・共生者に対しても、規制をかける必要があります。

そのため、反社排除条項が必要になったのですね。

それでは、次回のメルマガでは、とはいえ反社会的勢力だからといって契約から排除してしまっていいの?差別にはならないの?という素朴な疑問を解説したいと思います。

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■ 【日本人の消えたサイパン?】
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「サイパンとグアム、日本人が消えた楽園の今」という東洋経済の記事が、つい先日話題になりました。
https://lmsg.jp/p/haNFj

ざっくり言うと、「安売り合戦の果てに、航空会社が路線を撤退・縮小、ツアーの値段が上がり、露出が減ったことで、日本からの旅行者が減り、代わりに韓国のLCCや中国の航空会社が路線を開設して、韓国・中国からの旅行者が激増している」という話です。

サイパンといえばビーチリゾートの定番スポットのイメージなので、本当かしらと思われるかもしれませんが、まさに先週末、妻と行ってきたのですね、サイパンに。

いやはや、予約する前に東洋経済の記事が公開されていれば、と思いました…。

本当にびっくりするくらい日本人がいなくて、韓国、中国からの旅行者ばかりでした。

(感覚値で、6割が韓国人、3割5分が中国人、残りが日本人と、僅かに欧米人です)

全体的な雰囲気も「寂れた沖縄」みたいな感じで、ビーチ以外に見るところはなく、街全体が淀んだ空気で、打ち捨てられた建物、テナントがスカスカなショッピングモール、そんな中でハングル表記の韓国料理屋が点在しているという、寒々しい状況でした。

(いくらLCCで安いからといっても、こんな惨状では、その内韓国からの旅行者も減るんじゃないでしょうか)

人気の観光地も時代と共に変わっていくのだな、という侘び寂びを感じた週末でした。

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