顧問先インタビュー|株式会社HOIPOI様

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株式会社HOIPOI様について教えてください。

古関社長:当社は主に企業向けの業務アプリケーションを簡単に開発可能なソフトウエアパッケージの開発・販売をしている会社です。

 

顧問弁護士を依頼するきっかけを教えてください。

古関社長:当社は創業が浅く、専門の部署もないので、法務は自分たちでやらなければいけないのですが、取引先相手の法務とやり取りをした際に、私の知識では全然足りないということがあり、弁護士さんに依頼する必要があると感じました。

 

藤井先生に顧問を依頼した理由を教えてください。

古関社長:インターネットで、「IT 弁護士」というキーワードで検索したら、一番上に先生のホームページが出てきて、顧問企業数や、提供しているサービス、仕事の流れなどのページを拝見して、非常に良さそうだと思いました。その時、緊急でご相談したいことがあったので、すぐにメールをしたらすぐに返信をもらえ、お会いすることになりました。お会いしてご相談させていただくと、すぐに解決策をご提案していただき、「なんなんだ、このスピードは。顧問弁護士になってもらえれば、今まで悩んでいたこともいろいろ解決するし、これから先のことも末永く見ていただけるな」と思いました。

インタビュアー:インターネットで調べると「IT 弁護士」で表示される弁護士は他にもいらっしゃると思うのですが、藤井先生のサイトしか見なかったのですか?

古関社長:いえ。10サイトくらいは見ました。皆さん色々なコースを用意されていたので、3時間くらいかけて比較検討しました。あいまいに書かれているところもありましたが、藤井先生のサイトはすごく明確でしたので、藤井先生のところに最初に連絡しました。他にもメールを出したところはあるのですが、会ってお話しというのは先生だけです。会って一発で、この人だ、と思いました。

 

普段どのような依頼をされているのか教えてください。

古関社長:最初は契約書の整備でしたね。その後は取引先の法務部との契約交渉です。うちはベンチャーなのですが、大企業との取引が多くて。大手企業の契約書は厳しくて、法務部とも何回もやり取りするのですが、そのやり取りをサポートしてもらっています。おそらく取引先も、ベンチャー企業からこんな返しがくると思っていないと思うので、びっくりしていると思いますよ。大企業相手でも当社が要求できるくらいのせめぎ合いを、よく考えていただいていて、言いなりにならない契約書が作れるので。すごく助かっています。

藤井:HOIPOI様は高い商品力を持っている分、どうしても取引先が大手になります。大手になると一方的な契約書を出してきたりとか、一方的な修正を要求してきますが、それをそのまま応じてしまうと、体力がないベンチャーが到底対応できないような負担を負わされてしまいますので、そこをきっちりと主張すべきところは主張するという観点で、大企業が相手先であっても、ビシッと修正はしていますね。向こうとしても取引したいと思っていますので、こちらが合理的な説得的な主張をすれば、分かってもらえて、ある程度のところで着地はできていますよね。

古関社長:そうですね。納得感のある終わり方ができているので、本当に助かっています。

 

顧問契約をしていて良かったと思うことを教えてください。

古関社長:明確さですね。藤井先生は1か0のことしか言わないんですね。グレーな答えがないわけです。だから、こちらが悩むことがありません。こちらで何か相談して、「こうしたいのですが」と言ったときに、0か1が返ってくるので、1が返ってくれば、進めればいいし、0が返ってきたら、もう1回考え直します。提案もいただけるので、1になるまでやり取りを続けるわけですね。その明確さがすごくいいですね。

藤井:クライアントが「解釈」をしなければいけないようなアドバイスをしたら、クライアントの負担になってしまうので、「やるべきか、やらないべきか」を言いますし、やらないべきであっても、「やるためにどうすればいいか」という方法は提案をし、クライアントが解釈で頭を悩ませないようなアドバイスを心がけています。

古関社長:実は最初怖かったんです。日本的なビジネスにすごく慣れていたので。みんなグレーなことを言うじゃないですか。「こっちもいいけど、こっちもいいんだよね。どうする?」みたいなのが普通ですよね。ところが藤井先生はズバッとくるのですね。それも、お会いしてではなく、チャットで文字でのやり取りなので、強いんです。だから最初はドキッとしていたのですが、先生はこういう方だというのを理解すると、ものすごく楽になりました。もう悩まなくいいのですね。相手方の法務から言われたことでどう解釈していいか分からないことが出てきたら、そのまま藤井先生にパスしています。

 

他に藤井先生と顧問契約していてよかったなと思うことはありますか?

古関社長:契約書を作ります、チェックをします、という範囲を超え、ビジネスプランまで提案をしてくれることですね。例えばパートナー契約を結ぶといったときに、「パートナー契約を結ぶときのビジネスのプランとして、こういうのがあったほうがいい」とか。「あ、そういうこともできるんだ」と、知らないことがあったりするので、とても参考になります。やはりIT系の企業を多く見られているので、その経験が豊富なのだと思いますね。ほかの弁護士の先生には中々そこまではできないのではないかと思います。

藤井:当事務所のクライアントもまさに、ベンチャーから中堅から大手上場と各ステージの会社様がいらっしゃいます。そして、当然、上場にまで至れば、かつてはベンチャーの経験がありましたので、その立ち上がった会社が、どういうふうにすればビジネスが大きくなっていくか、ずっと見ています。そういった点から、御社に今必要なのはこういうこと、次はこういうことをすべき、というところの、先回りした提案ができるのですね。

古関社長:当初は契約書の整備や作成、チェックをしてもらうだけのつもりだったのです。だって、弁護士と顧問契約するといったときに、ビジネスプランの相談するということは、普通ないですよね。普通はビジネスプランを作るのは会社側で、その結果、法的に大丈夫か、どういうリスクがあるのか教えてください、となりますよね。藤井先生の場合は、ビジネスプランを作るところから相談ができるのです。

藤井:そうですね。「ソフトがあります。ライセンス提供をしているけれど、カスタマイズも必要だし、いろいろとサポートも必要ですね」という話になったら、「それはパッケージソフトのカスタマイズに関する契約と、もともとのパッケージ部分のサポートに関する契約と、カスタマイズ部分に関する保守の契約、三つの契約が必要ですね」というような感じで、クライアントから出されたふわっとしたやりたいことを、法的に整理して、契約を区分けして、必要な契約書を整備すると。そこまでやりますね。

古関社長:ビジネス全般で相談に乗っていただけ、本当に助かっています。

 

顧問契約前は想定していなかった、顧問契約の効果はありますか?

古関社長:契約書の解説をしてもらえるということですね。藤井先生は契約書を作成すると、「この条文はこういう意味があってこうしていますけれど、これでいいですか」と、全条文に関して解説をしてくれるのです。これはすごいなと思って感動しましたね。他の人に依頼したときは、「作ったので、これで使ってください」だったので。

藤井:「私の解釈でこう書きましたが、いいですか?」と聞いたら、「いや実はこうじゃなくてこうだ」って言われて、直したりすることもあります。一方的に自分の解釈で作っても、それが本当に実態と合っているかわからないので、必ずクライアントに確認するという作業は大切ですね。

古関社長:「何かあれば言ってください」と言われても、契約書はプログラミング言語のように、一般の人には分からないので、「何か合っているような気がする」と流してしまいますよね。そこが全部分かりやすい日本語の解説をいただけるので、とても見やすいのです。この効果は絶大です。

 

顧問契約の費用については、どうですか?顧問契約当初から上位プランで顧問契約をされていますよね。

古関社長:起業した当初は、書籍の中の付録などをベースに使っていたので、きちんと整備しないといけないものがたくさんありました。ですので、それらの契約書作成をスポットで依頼した場合と、顧問契約で依頼した場合の見積りを出してもらいました。顧問契約の場合は、上位プランと下位プランの2通りを出していただいたのですが、上位プランですと、依頼したい契約書以外の契約書が必要になったときも、追加費用なしにいくらでも作成していただけるということ、どれだけ相談をしてもいいこと、レスポンスも早くいただけるということでしたので、上位プランにしました。うちはベンチャーなので、金額的には結構チャレンジングな金額です。でも納得というか、もう全然構わないという感じですね。

 

御社にとって藤井先生はどのような存在ですか。

古関社長:「リアルタイムな人」という感じがしますね。いつもいるという感じがあります。質問をすればすぐにレスポンスをいただけて、緊急案件にもすぐ対応していただけますし。返ってくる回答が、こちらを悩ます回答ではないわけですね。

 

最後に、藤井先生に顧問契約を依頼することを考えている経営者の皆様へ、メッセージをお願いします。

古関社長:法務の契約で悩まれている企業さんや、我々みたいなベンチャー、アーリーステージを終えて、次のステージに行きたいと思っている企業さんで、法務の相談やビジネスの法的な相談をどこにしたらいいか悩んでいる方にお勧めです。

 

 

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