【知らずに済まされない! 代理店契約5つのポイント その6】 弁護士藤井のメールマガジン VOL.99 2016/3/14

皆さん、こんにちは。

「IT弁護士.com」の弁護士藤井です。

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【知らずに済まされない! 代理店契約5つのポイント その6】
■「弁護士藤井のメールマガジン」 VOL.99 2016/3/14
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■ 【講演の報告】
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3月1日(火)、当事務所が顧問を務めるChatWork株式会社様が開催された「チャットワーク5周年感謝祭」にて、導入事例紹介で登壇しました。

当事務所は、弁護士業務にチャットワークを導入することで、クライアントとのコミュニケーションレベルの劇的な向上を実現しました。

登壇の様子は、こちらに掲載しています。

http://itbengoshi.com/?p=5255

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■ 【顧問先インタビューのご紹介 株式会社HOIPOI様】
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当事務所では、顧問先企業の皆さまに顧問契約の感想をお聞きする「顧問先インタビュー」を行っています。

インタビューの内容は、当事務所のウェブサイトにも掲載していますが、メルマガでも順次ご紹介します。

今回ご紹介するのは、企業向けの業務アプリケーションを簡単に開発可能なソフトウエアパッケージの開発・販売をされている、株式会社HOIPOI様です。

当事務所に対しては、「弁護士という次元を超えて、ビジネスプランの提案までしてもらっている」と評価をいただいています。

インタビューの内容は、こちらからご覧ください。

 

http://itbengoshi.com/?page_id=5246

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■ 【知らずに済まされない! 代理店契約5つのポイント その6】
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それでは、前回までのおさらいです。

・代理店販売は、メーカーが代理店を通じて顧客に商品を販売する方法

・メーカーとしては、他社(代理店)の販売チャネル、販売人材を活用できる

・代理店としても、商品ラインナップを充実させて、顧客へのアピール力を高めることができる

・ただ、代理店契約のポイントを押さえていないと、不利なビジネスになってしまう

・1番目のポイント『ディストリビューター方式・エージェント方式の違いを理解する』

・「ディストリビューター方式」とは、メーカーが代理店に商品を売り、それを代理店が顧客に転売する契約で、「エージェント方式」とは、代理店はあくまでもメーカーと顧客との契約を仲介するだけで、メーカーが顧客に商品を販売する契約

・ディストリビューター方式の場合、代理店は売上が大きくなる一方、対顧客でのリスクを負うのに対し、エージェント方式の場合、代理店は対顧客のリスクを回避できるが、手数料ビジネスになってしまう

・2番目のポイント『扱う商品・結ばれる契約を理解する』

・ハード、パッケージソフト、ダウンロード型ソフト、クラウド型サービス、それぞれの代理店契約で結ばれる契約は異なる

・世の中に出回っている代理店契約書では、ダウンロード型ソフトやクラウド型サービスには対応できない

・3番目のポイント『独占契約では、直接販売権・競合品取扱・最低購入数量の3点が重要』

・独占契約は、代理店にとって魅力的だが、メーカーにとってリスクがある

・商品が塩漬けにならないよう、「直接販売権」・「競合品取扱」・「最低購入数量」を設定する必要がある

・4番目のポイント『再販売価格の拘束は、独占禁止法に違反する』

・代理店の顧客への再販売価格をメーカーが指定(拘束)することは、「独占禁止法」に違反する

それでは、今回は最後の5番目のポイント『契約の終了の仕方を決めておく』を解説します。

代理店にとって、代理店契約が終了することは、嬉しい話ではありません。

代理店は、商品の販売活動にコストをかけています。

ようやく販売実績が上がり、コストを回収できる段階になって、代理店契約を終了させられたらたまりません。

ですが、代理店契約が、契約期間が短期間で自動更新の場合、代理店は、その都度、メーカーから、更新を拒絶される可能性があります。

また、代理店契約に中途解約の規定がある場合、代理店は、契約途中に、メーカーから一方的に契約を中途解約される可能性があります。

そのため、代理店としては、契約期間は長めで、更新拒絶や中途解約を制限した代理店契約書を結ぶ必要があります

一方、メーカーにとって、代理店契約が終了することは、どちらかといえば望ましい事態です。

例えば、安く設定してしまった代理店(ディストリビューター方式)への販売価格や、高く設定してしまった代理店(エージェント方式)への手数料を変更したい場合。

あるいは、独占契約を結んだものの、代理店に販売意欲や販売能力がなく、商品が塩漬けになっている場合。

さらには、代理店が不適切な販売活動が行っているので、やめさせたい場合。

いずれも、まずは交渉で解決を目指しますが、話がまとまらなければ、メーカーとしては契約を終了させたいところです。

そのため、メーカーとしては、契約期間は短めで、更新拒絶や中途解約が自由な代理店契約書を作成する必要があります。

というわけで、代理店契約の5つのポイントについて、シリーズで解説してきました。

これまでのメルマガを読んで、
自社がメーカー側か、代理店側かによって、代理店契約の有利・不利な内容の違いは、分かったかと思います。

どちらの立場の場合でも、自社に不利な代理店契約を結ぶことのないよう、気をつけてください!

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■ 【顧問契約募集のご案内】
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弁護士法人ファースト法律事務所は業務拡大中につき、顧問契約を募集中です。

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・契約書や利用規約をチェック
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オンラインベース(チャットやメール)でやり取りできるので、東京近郊でない企業様でも対応可能です。

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詳しくは、当事務所のウェブサイトをご覧ください。

http://itbengoshi.com/?page_id=143

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■ 【ボルダリングでパフォーマンス激減】
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先日、ボルダリングを初体験してきました。

ボルダリングというのは、高さ数mほどの壁を、ロープを使わずに手と足だけを使って登るスポーツです。

秋葉原に規模の大きいボルダリングスタジオがあって、顧問先の社員さんから誘われたので、参加してみました。

たかだか2,3mの壁で、何を必死に登っているんだ、と舐めてかかったところ、ちょっとびっくりするくらいしんどくて、1時間もしないうちに腕や指がプルプルになり、ペットボトルのキャップを開けるのも苦労するほどになりました。

翌日には、腕と肩がすごい筋肉痛で、タイピングも一苦労、仕事のパフォーマンスが激減しました。

筋トレしてリベンジします!

 

 

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