顧問先のバーグハンバーグバーグに突撃したら、顧問料を200円にされた その3

ファンレターをきっかけにした出会い

藤井) 賃料高そうなオフィスですね。

シモダ) そんなことないです。

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藤井) 最初のオフィスから随分と大きくなりましたね。

シモダ) ですね。最初藤井さんと会ったときって、まだシェアオフィスでしたね。

藤井) 会ったときはまだ僕が若手の頃ですよね。

 

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インタビュアー) それでは、まず、バーグハンバーグバーグさんについて教えてください。

シモダ) おふざけをメインにしたメディアの運用だったりとか、広告のプロモーションみたいなものをやってる会社ですね。

インタビュアー) 藤井先生を顧問にしたきっかけ教えてください。

シモダ) 僕が起業して間もない頃に藤井先生からメールをいただきまして、なんか起業おめでとうございます、みたいな。で、なんか結構好いてくれたんでしたっけ?

藤井) はい、オモコロ(※バーグハンバーグバーグ社運営のサイト)のファンだったので。

シモダ) うちの会社のホームページを見て、で、なんか連絡いただいて実際ちょっといっぺん会おうみたいな話になって。

藤井) シモダさんが個人でオモコロを運営されていたのを、起業して法人化されたときに、僕が問い合わせフォームから「いつも見てます。おめでとうございます。」というふうにメッセージを送ったら、会いませんかってなったのですよね。

インタビュアー) 藤井先生は単にこのおめでとうございますメッセージを?

藤井) 純粋にファンとして、これにかこつけてなんか連絡しなきゃと思って。

シモダ) その後何回かお付き合い、ご飯食べに行ったりとかしてそれきっかけで3年ぐらいしてからですかね。2、3年してからちゃんと顧問の契約を取らせていただいたみたいな感じだったんですけども。一番仲良くなったきっかけと言いますか、これ言っていいんかな?これ、僕が離婚をするタイミングで色々アドバイスもらったというか。だから会社の仕事よりも先にそっちの仕事みたいな。

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藤井) プライベートの相談が先でしたね。

シモダ) その知恵をつけていただいたっていう感じでしたね。

インタビュアー) そもそも、弁護士からファンレターが来るっていうのはあんまりないですよね。

シモダ) まあ、肩書として面白いなと思ったんです。僕こういう会社やってるのもあって弁護士さんとなかなか付き合いなんかないんで。

藤井) そりゃそうですね。

シモダ) 逆にここつながってたらちょっと頭良く思ってもらえるかなみたいな。そういうあわよくば、本当は頭いいアクセサリーとして、来たぞっていう。最初は弁護士っていうのとうちのミスマッチ感みたいなのがちょっと面白いなと思ってましたね。

 

痴漢の冤罪

シモダ) いろんなこと教えてくれるんですよ。痴漢冤罪とかね。僕今でも財布の中に藤井さんの名刺入れてるんです。その5年前から6年前かなんかにもらった名刺入れてて、そんで僕、それまではもし痴漢をやってバレたときにすぐ逃げたほうがいいっていう間違えた知識を持ってたので、捕まって連れて行かれたらそれで終わりだと。でもそういうときに弁護士呼んでくれって言わなきゃ駄目です。そのときに藤井さんをすぐ呼べるようにと。いつ捕まるかね、分かんないんで。僕も常習なんで。

 

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インタビュアー) 冤罪の常習ということですか?

シモダ) 冤罪、それはお任せいたしますけどね。いかに罪のある者を無罪にしてくれるかみたいなところなんですよね。腕の見せどころというか。

藤井) たとえ冤罪でもそこで逃げて捕まったら大変なんで、下手に逃げるよりかちゃんと堂々と主張したほうがいい。そのときに弁護士がいたほうが助かるんですね。

インタビュアー) その話を聞いてお財布に入れておこうと?

シモダ) そうですね。でも本当もう怖いじゃないですか。してないのに難癖つけられて巻き込まれるとか。当たり屋みたいなね。もう怖いなと思って。いつもお守りみたいに入れてますね。

 

コンテンツも一緒につくる

インタビュアー) 藤井先生と顧問契約をするようになったのはどういった経緯が?

藤井) きっかけはあれじゃないですかね。LINEスタンプの。

シモダ) そうだそうだ。そのLINEスタンプについてのコンテンツを作りたいときに藤井さんにちょっと手伝ってもらいませんかと、弁護士に出て欲しかったのでお願いした帰りかなんかにコーヒー飲んでるときかなんかに、じゃあ(顧問も)お願しますみたいな。もうギブ・アンド・テイクみたいな感じですよね。

藤井) 出演するんでみたいな。

シモダ) ああ、もうこれ断れないみたいな。

藤井) かぶりましたからね。

シモダ) でもそれきっかけですね。一緒にものを作ってとか、あと付き合いも長かったんで一番お願いしやすいみたいな感じですね。

インタビュアー) 他にこういう仕事があったわけではないけど、お願いしてみようという感じですか。

シモダ) そうですね。信頼関係があったっていうのは一番ですかね。

 

甲乙丙?

インタビュアー) 弁護士に依頼される場合って、大体仕事ベースというか、契約書見てほしいというのがあっての依頼のほうが多いかなと。

シモダ) 会社としても、前は契約書を結ぶような仕事ってあんまりなかったんですけど。でも、そういう契約書交わす仕事もすごい増えてきてたんで、素人の知識じゃもう追いつかないような感じにもなってたんで、タイミ
ング的にも良かったのかもしれません。

藤井) バーグさんも有名になって、いろんな大きな会社さんからも依頼が来るようになって。そうすると向こうからドーンと契約書が出されて、それ社内でチェックするのもリソースの問題もあって大変だなっていうのもあったのですよね。

シモダ) あともう甲と乙のね、何言ってるのか分からない。甲と乙。

藤井) あれわけわからないですよね。

シモダ) あともう1個増えたときなんでしたっけ。

藤井) 丙(へい)。

シモダ) 丙か。何それ?もっとかわいい名前にしてほしいですよね。くまさんチームみたいな。

インタビュアー) くまさんとうさぎさんのほうが分かりやすいかもしれないですね。

シモダ) 分かりやすい。これを分かりにくくすることによって知識のない人に不利になるようにしてるんだなぁって。悪い人たちが。

藤井) っていうこともありますよ。

シモダ) そういうときの先生にお願いしてお知恵を拝借して。

 

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